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淑女的浪漫風

淑女のあれこれ



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稀代の女奇術師 松旭斎天勝

旭旭斎天勝

松旭斎天勝(しょうきょくさいてんかつ)は、明治後半から昭和初期まで、日本や海外の奇術会で大活躍した女性です。
言わば、プリンセステンコーの大先輩に当たる方ですね。

奉公先の店主が、たまたま奇術師松旭斎天一だった縁で弟子となり「天一一座」の海外巡業の際は、キモノと水芸で、好評を得たそうです。

この写真は、巡業中のパリで撮られたようです。

お若い時は、無理やり師匠である天一の妾にされ、自殺未遂までしたそうですが、晩年は良き伴侶に恵まれたとか。
良かった、良かった。


そんな天一の顔、見たいですか?
 




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フリースのブランケットは偉い

私がフリースなる物を初めて見たのは、多分20年くらい前のことで、その頃はペットボトルの再利用で作られた、ポーラーテックと呼ばれていた覚えがあります。

出始めは高かったんですよ、あの手のジャケットとか。
今は、スーパーの衣料品売場でお安く買えますが。

さて、私は北の国で暮らしているので、冬の防寒は命がけです。
冬の寝具には、ずっとウールの分厚い毛布や電気敷き毛布などを使っていたのですが、一昨年にネットで、薄くて軽くて安いフリースのブランケットを購入しました

これです。↓





あちこちのネットショップで売られているので、見かけた方も多いと思います。
これねー、本当に温かいの。で、洗濯が楽。一日で乾くから。
ウールの毛布も好きですが、これはもう手放せないです。

そして去年、これの敷毛布の方を買いました。売れ切れ続出で、三週間くらい待って(笑)
これもとても温かく、もう電気敷き毛布は使わなくなりました。

ただ、一つ難を言えば、暖かさは気密性からくるものなので、真冬なのに暑くて寝汗をかくことさえあると言う点です(笑)
これさえ、注意すれば、本当に温かくお薦めですよ。






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川上貞奴

貞奴

川上貞奴は、オッペケペー節で有名になった川上音二郎の妻となり、アメリカへ巡業し人気を博した戦前の女優です。

置屋の養女となり、若い頃は芸妓として人気が高く、政財界のお偉方に贔屓にされたそうですが、官憲の弾圧に屈せず破天荒に生きる音二郎に惚れ込んで妻になったとか。

結婚後のアメリカ巡業については、三谷幸喜氏の「恐れを知らぬ川上音二郎一座」で伺い知る事が出来ます。


この貞奴さんの人生は本当にドラマティックで、音二郎亡き後、少女の頃に出会っていた初恋の人、福沢桃介(電力王と呼ばれた福沢諭吉の娘婿)と再会し、その後夫婦同然に仲睦まじく暮らします。
(現代だとスキャンダルですね)

当時貞奴と桃介が暮らしたお屋敷は、名古屋の二葉館(旧川上貞奴邸)として、今も見ることが出来ます。
とても豪奢で、私も一度訪れてみたい場所です。







 

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明治のコスプレ

汐汲

三島通庸令嬢扮する「汐汲」

左 その子(秋月左都夫氏夫人)
右 みね子(牧野伸顕氏夫人) 


明治20年前後の鹿鳴館時代、政府は内外の紳士淑女を招待して連日舞踏会に興じていた様子を、映画やドラマで観たことの有る方もいらっしゃると思います。

しかし、舞踏会は鹿鳴館のみならず、首相官邸でも行われていたそうで、1887年4月20日、伊藤首相が主催した仮装舞踏会(ファンシー・ボール)には、井上馨、榎本武揚や山県有朋なども姿を見せたとか。

三島通庸は薩摩藩士で警視総監を勤めた子爵で、右のみね子(峰子)さんのお嬢様は、吉田茂氏に嫁ぎました。なので、あの麻生太郎氏のご先祖様でもあります。

「汐汲」は、在原の業平ゆかりの舞踊です。
なかなか可憐なお嬢様たちですね。

鹿鳴館は西欧かぶれと批判もされ、短い一時の栄華でしたが、お嬢様たち、仮装舞踏会はさぞかし楽しかったことでしょう。





 

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樋口一葉

たけくらべ

文芸倶楽部 第二巻五号(1896年)
「たけくらべ」挿絵 大黒屋みどり
 

今日、11月23日は、明治の女流作家樋口一葉の命日です。(明治29年 1896年11月23日)
樋口一葉と言うと、五千円札の彼女の像は知っていても、書かれた作品を読まれる方は、今は少ないかもしれませんね。

彼女は幼少時から文学に親しみ、才能もある女性でしたが、僅か14ヶ月の間に、優れた作品をいくつか残して結核で亡くなりました。まだうら若い24歳6ヶ月の事です。
日本の近代以降、最初の女性職業作家ですが、亡くなってから全集が発行される事に。

父を亡くし、生活の為に、母と妹と一緒に駄菓子屋を開いたのは、吉原に近い下谷竜泉寺町の長屋。
この界隈に住み見聞きした事が、のちの「たけくらべ」や「にごりえ」の創作に繋がったようです。

ちなみに私は「にごりえ」が好きです。







 

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