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押絵雛

江戸川乱歩の小説に「押絵と旅する男」という作品があります。
これはある男性が、押絵のモチーフである美しい女性に恋焦がれるというお話なんです。

「押絵」というと、羽子板の押絵くらいしかイメージが浮かばない方も多いと思いますが、昔はけっこう押絵で作った武者絵を額に入れて飾っているお宅や、趣味で作られる女性が少なくありませんでした。

季刊銀花の第五十号(昭和57年6月)に、こんな記事がありました。

幕末に生を受けた、津山(現在の岡山県)第一の呉服商「錦屋」の跡取り娘、豊さまは、押絵に夢中になり、京都から人形師を招いてご指南を受け、お家のご女中みんなに手伝わせて、押絵の雛人形を作られたそうです。

押絵雛


かなり立体的な出来栄えですねぇ。そして凝った造形です。
やはり、キットで売られているものとは違います。
お家が呉服商という事もあり、使用される布も豪華だったようです。

押絵の作り方が、今ひとつ良く分からないのですが、型紙など、細かなものも残されていました。

押絵型


豊さまは300体以上の押絵のうち、大半は人に差し上げるなどして、今、ご生家に現存するのは100体くらいとのこと。

手芸店などで売られている縮緬の古裂などは、ほんの小さな大きさのものでも、そこそこのお値段がするものです。

日本に住んでいるのに、日本的な趣味に手を出そうとすると、どうもそれらは日本人にあまり人気が無く、またコスト的に高く付くのは、どうにも妙だと思う如月の午後でした。





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