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淑女的浪漫風

淑女のあれこれ

カテゴリー「装い」の記事一覧

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簪を作ってみました。

久しぶりの更新です~。

さて、その昔、トンボ玉を頂いた事があったのですが、何にも利用する事なく保管していました。
そして、先日、ある大きな手芸店に行った時、ああ、トンボ玉って、こんな利用法があったんだ! と知りまして、買ってきたのが簪のパーツです。

一本のタイプだと、どこでも売っているのですが、二本のタイプで丈夫なものって、案外売っていないものなんですよ。

トップに付いている金属製の玉を外して(ネジ式)トンボ玉を通し、少し間が空くのをビーズ細工用のパーツで埋めました。

こんな感じ







これくらい太い簪だと、髪をねじって差し込むだけで長い髪も留められます。
夏場なんかは、髪をまとめたり外したりなんかが、ささっと出来て便利なんですよ。

まとめ髪のお好きな方には、お勧めです。
ガラス製のトンボ玉も、きれいなので、幾つか持っていて気分で変えるのもいいかも。


小さなトンボ玉 赤

小さなトンボ玉 赤
価格:1,365円(税込、送料別)



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舞妓はん

女子大生の卒業式や謝恩会には、袴と着物がまだまだ人気のようですね。
ただ振袖と違って、袴はあんまり着る機会がなさそうだから、皆さんレンタルされるのかしら?

明治、大正時代の女学生が、矢絣の着物にえび茶の袴を身に付け、襟元はスカーフで飾り、束髪に花かんざしを挿している姿は、懐古趣味かもしれませんが浪漫ちっくです(笑)

振袖は成人式の時に作る方も、まだ結構おられると思いますが、その後もお祝いごと(結婚式)などに出席する際にも着られますよ。

まぁ未婚のうちですけどね、私の友人で、長く着られるようにと、黒い振袖を仕立てた方がいましたが、年配の女性には不評だったそうです…。
まぁ、何というか、玄人っぽいと言うか、娘らしくないと言うか。

私の場合は母が振袖を縫ってくれましたが、確か二回しか着てませんね、ええ( ´・ω・) ゴメン
流石に振袖に締めるゴツイ(豪華?)な帯は、素人には締められないので、プロの方に着付けて貰いました。
が、私は体が薄っぺらいので、その方が持参したタオルやら脱脂綿(!)やらを、大量に胴回りに括りつけてから着物を着せられました。

仕上がったらもう体が曲がりませんww
で、何となく考えたんですよ、昔の日本女性は、日常的に着物を着ていたのだから、例え晴れ着とは言え、こんなに窮屈なわけないんじゃないの?と。
素朴な疑問ですよね。

竹久夢二の描いた着物姿の女性なんか、全体にクタッとしているじゃないですか?昔の白黒映画に出てくる振袖姿の女性達も、もっと体の線が柔らかいんですよね。

うーむ、一体、いつからあんなにガッツリ体を固定して、着物を着るようになったのでしょう。
こちらは1930年代の京都の舞妓さん達。やっぱり、はんなりと柔らかな着こなしが見て取れます。


真ん中の方、美人さんですね。





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お雛様

昨日からの人形繋がりですが、そろそろ日本の人形を取り扱うお店が、一年で一番お忙しい日を迎えようとしていることでしょう。

三月三日、桃の節句の雛祭り。映画「夢」のお雛様は幻想的でしたっけ。

私の母は、子供のイベントに興味の無い人だったので、家に雛人形は有りませんでした(´;ω;`)
なぜかフラメンコ人形は有ったのに…。

数件隣に住んでいた従姉妹の家には、その家に古くから伝わる(多分幕末くらい)アンティークな八段飾り(うろ覚え)があったので、何回かそれを見に遊びに行ったものです。

古いお雛様は、装束の色も褪せて壊れているものもあり、見様によっては怖いようなところもあったのですが、今のものと違い、豪華な冠を付けていましたね。

こんなの  


私は古びたお雛様も、小さな調度品も、すごく面白いと子供心に思っていたのですが、従姉妹は人形には全然興味が無いようでした。
まぁ、小さい子は、新しいリカちゃん人形なんかの方が好きですよね、普通は。

もう八段飾りのお雛様が欲しいとは思いませんが、時々ああいう人形を自分で作れたらいいのに、と思うことがあります。
いきなり難しいのは無理なので、キットになっている木目込み人形なら作れるかもしれません。




↑なかなか可愛らしく、ステキですよね。お子様より、年配の女性に喜ばれそうです。

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・・・つづき読む?



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人形の櫛

外が吹雪で外へ出たくない日は、コタツに入って本を読んだり、何かを作ったりしていると幸せです。

昔のお嬢様は、自分の持っているお人形に着物を縫ってあげたり、髪を飾ったりしたようですが、今は着せ替え人形の服やアクセサリーって、人間の持ち物並みに種類が豊富なんですね。お値段も人間の物と変わらなかったりして…。

でも、リカちゃん人形に着物を作ってあげたり、簪を手作りされる方もおられるようですよ。

札幌には、マリヤ手芸店という老舗の手芸店が在りまして、こちらには人形制作用の小物など、ちょっと珍しい品が揃っていて面白いお店です。
クラフト系の洋書も置いているし、ギャラリーも併設されていて飽きません。
店名のマリヤは、聖母ではなく鞠から取っているそうです。

さて、私はこちらのお店で、べっ甲風の人形用簪と櫛を買って来ました。

飾り櫛


上の方にある、台形型の櫛を鋏とカッターでカットし、ヤスリをかけ、アクリル絵の具で彩色したのが、下の紅い飾り櫛です。金彩で梅の花を描きました。

人形用なので、4センチ半しかない小さなものですが、前髪くらいは留められます。
簪は、夏に髪をお団子にでもしたら挿してみようかと。

左の洋髪洋の櫛も、パーツを買ってきて自分で塗りました。500円くらいなら売れるでしょうか?(笑)

そのうち、帯留めなんかも作ってみたいです。
着物、実家にしかないんだけど…。





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髪型を自由に

束髪錦絵

大日本婦人束髪図解
これは三枚続の錦絵になった、言わばヘアカタログです。

1885年(明治18年)婦人束髪会が結成され、新しく楽な髪型を提唱し始めました。
曰く「~血液の循環を良くするが故に頭痛或はめまひ等の患を除くに至ること疑ひなし……」

女学生には、三つ編みにしてまとめ、花かんざしやリボンで留めるマーガレットと言う髪型が人気を博し、家庭婦人にはイギリス巻という髪型が人気だったそうです。
髪結いに行かなくても、自分で手軽にまとめられるのは魅力だったのでしょう。

ちなみに私の母は、子供の頃、年配の芸者さんが髪を下ろしたところを見た事があるそうで「頭のてっぺんが薄かった。やっぱり、日本髪って頭皮に負担がかかるのよ」と言ってました。

日本髪だと、前髪を上げないのは幼い少女だけでしたが、新しい髪型の流行で、前髪パッツンという形も流行りました。




左の若い女性は、襟元に星の柄を散らしたスカーフ(?)を巻いてオシャレ。
ただ、この当時人気のあった髪型も、時代につれて変遷して行く運命にあります。


 



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