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淑女的浪漫風

淑女のあれこれ

カテゴリー「装い」の記事一覧

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「朝粧」の裸婦にびっくり

ビゴー漫画集

ビゴーの漫画集"Shocking au Japon"より

黒田清輝の描いた「朝粧」(1893)は1895年(明治28年)第四回国内勧業博覧会に出品され、裸婦像を公の場で見る経験のなかった日本人に、一大センセーションを巻き起こしました。

フランス人の漫画家ビゴーは、裾をお尻まで捲った女性が恥ずかしそうに裸婦像を見ている様子を、風刺を込めて描いています。

彼にしてみれば、褌一丁で仕事をする男たちや、銭湯に行けば気後れすることも無く、三助に体を洗わせる女たちが、こんな絵を恥ずかしく思う方が不思議だったのでしょうね。


白黒ですが、本物の「朝粧」は「つづき読む?」をご覧下さい。





 

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・・・つづき読む?



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電話交換嬢

電話交換手

1890年(明治23年)日本最初の電話交換所が、東京麹町滝の口(有楽町)に設けられました。

電話交換手は、洋の東西を問わず女性が勤めるものらしく、女学校を出たばかりのような若い女性達がキチンと並んでいます。

髪型も、お手入れに手間のかかる日本髪から、自分で簡単に結える束髪に移行しだした頃のこと。
洋装のお嬢さんは、まだいないようですが。

さて、開設当時の契約者は179名で、局員も十数名で運営されていたそうです。
伝染病のコレラが流行った時は、電話線を通して伝染病も伝播するから解約したいなど、可笑しな話もあったとか。

今は専門の電話交換手さん、ほとんどおられないと思いますが、昭和の頃まではいらっしゃいましたねぇ、ええ。





 

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芸妓

芸妓

三味線で調子を合わす妓の手際

「今様柳語誌」明治21年 水野年方画


当時の女性の風俗を描いたこの作品、最後の一人が芸妓さんです。
三味線片手の立ち姿に黒地の帯が粋ですね。
芸は売っても身体は売らぬ、と言い切りそう。

芸者さんと遊女を混同している人も多いようですが、映画の吉原などで見られる花魁は遊女で、男性を身体でもてなすのがお仕事です。
芸者、芸妓は、あくまで酒席の座を取り持つ芸人なんですね。

ただ、郭の外へ出ると、そう言ったルールはグダグダになり、何でもありの芸者衆もたくさんいたわけです。
そういう芸者さんは「まくら」とか「ころび」とか、まぁ、もっと色々な名前で呼ばれていたようです。

現代の芸妓さん達は、もちろん芸を売るのがお仕事です。





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令夫人

令夫人

雲の上高嶺の花と見上げられ

「今様柳語誌」明治21年 水野年方画


華やかな帯に紋付のお召し物。
きりりとした高貴な女性は、元は武家の奥方でしょうか。
下々の身では、お顔も拝見出来ない、身分の高い令夫人です。




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商家の細君

商家のおかみ

経済は妻も帳簿の〆締り

「今様柳語誌」明治21年 水野年方画


帳簿を見ながら算盤をはじく商家の女将さんです。
こぶりな髷に、黄色い縦縞の着物、襟と帯は当時流行した黒繻子でしょうか。

なかなか使用人には厳しそうな風情です(笑)



 




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