淑女的浪漫風

淑女のあれこれ

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明治４０年頃の結婚式風景

今でこそ、結婚式は神社やホテルでするものと相場は決まっていますが、その昔、庶民の結婚式において、自宅で身内を招待して執り行うのは一般的だったようです。

ただ、結婚は家と家を結びつけるものであって、恋愛や結婚の自由はほとんど無かったそうです。
この辺りは、現代の方が格段に生きやすいですね。

この古い写真の床の間には、イザナギとイザナミを祀る軸が掛けられ、違い棚の前にはなぜか対の丹頂鶴。
三三九度より高島田に角隠しより、この鶴が剥製なのか作り物なのかが、私が一番気になる点でした。

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婦人解放運動家　景山英子　（福田英子）

東洋のジャンヌ・ダルクと呼ばれた景山英子

あまり知られていない方ですが、明治の頃、自由民権運動の闘士として大阪事件にも紅一点で関与した人物です。

女子教育に熱心で、後に婦人解放運動の先駆けとなり、女学校を設立したり、社会主義女性新聞「世界婦人」を発行するなど、数々の弾圧と苦難の中、精力的に活動しました。

イデオロギーは置いておいても、こういう方がおられなかったら、日本の女性の立場は、もっと低い位置に据え置かれたかもしれませんね。

ちなみに、恋愛にも積極的だったのか、何人かの男性遍歴が知られています。
青空文庫に、彼女の著書が二冊出ていますので、ご興味のある方は読まれてみては？

青空文庫作家作品リスト：福田英子

景山英子の伝記　「景山英女之傅」
清水大吉著　明治２０年

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長財布はお好き？

たまにスーパーなどで、金色に輝く長財布を持っている方を見かけて、クラッとする事があります。

あの手の金運財布は、お金欲しい、お金無い、お金入ってこ～い！と、無言の訴えかけをしているようで、なんだかなーと切なくなります。
まぁ、金色がお好きなら何よりですが。

私は去年、突然に「オレンジ色の長財布が欲しい！」と思い、店頭やネットで長財布を探していたのですが、オレンジはちょっと派手すぎるかと、キャメル色の革財布を購入しました。

デパートなどでも、たまに見かけますがDakotaというブランドの物でした。
一年使って、キャメル色は深い飴色に変わりつつあります。
柔らかい革で、傷が付きやすのがどうかなと思ったのですが、傷だらけになっても、使い込んだ味わいに変わるので、悪くないですよ。
こんな感じです。

お値段も手頃で、デザインも豊富ですし、ネットのサイトで購入すると、何かしらオマケが付くのも嬉しいです。
私が買った時は、オリジナルの通帳ケースを頂きました。

お気に入りの財布なので、あとはこの中に、諭吉さんがたくさん入っていてくれれば、言うこと無しなんですけどね（笑）

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危ない恋は、ほどほどに。

１２月になりますと、そろそろお仕事仲間やお友達と忘年会をされる方も多いと思います。
私も、たまにですが「女子会」に、厚かましくも呼んでもらい、若い女性の恋バナなどを聞かせていただく機会があるのですが、最近は二十代でもバツイチの子が少なくなく、ふと周りを見回すとバツイチ、バツニ……。

人生色々ですね。

さて、その女子会に来ていたアラサーのOLさんのお話。

彼女は十代の頃に結婚し、二十代半ばに離婚してから、お付き合いする男性は既婚者ばかりなのだそうです (´・ω・`)
もう結婚したくないから、その方が都合がいいと。

私は「オバちゃん、悪いこと言わないから。そういうの止めた方がいいよ。自分達はそれでいいと割りきっていても、あちらのご家族にはそんな簡単な事じゃないし、訴えられたら負けるよ」と言っておきましたが、聞かないだろうな……。

このお話を聞いた時、彼女、四十代と五十代の既婚男性を両天秤に架けていました。まぁ、ある意味恐れ入りましたが。

他の女性達が、彼女に向かって「昔、水商売やってたの？風俗？」と、遠慮の無い質問をするので、私は青くなりましたが、なんかあまり深刻では無いんでしょうかねぇ。彼女、困った顔をしてこう言いました。

「そう言うのはやってない。結婚詐欺だけ」

もう時効のようですが、この後は書けません……（（（；゜Д゜）））

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古い絵葉書

ずいぶん前になりますが、骨董市で古い外国の絵葉書を買った事があります。
使用済みの葉書が売り買いされるって、意外じゃないですか？

小さな段ボール箱に、ぎっしりと古い使用済みの絵葉書が無造作に入れられていた中から、絵柄の可愛いのを選びました。

白い子犬が四匹、大人しくソファに座っています。
左下の文字は　PARLEZ-VOUS FRANCAIS?　（あなたフランス語話せる？）
フランスの絵葉書かと思いきや、なぜか　Made in Gt.Britain

さて気になる裏面ですが

お母さんが、ロンドンにいる幼い娘に宛てた葉書のようです。
「良い子でいてね」と。

たくさんの☓印は、キスを意味します。
なんか、いい感じのお葉書。

消印がうまく押されていなくて、いつの物か判断出来ないのですが、切手がハーフペニーのグリーン切手なので、１００年くらい前のものではないかと推測。（１９０９年かも？）

日本で言えば、丁度大正の始め頃です。
そんな事を考えたり調べたりするのも、骨董の楽しみかもしれませんね。