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淑女的浪漫風

淑女のあれこれ



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北欧のチーズ

先日、ツイッターの書き込みで、面白いチーズを発見しました。
北欧ではポピュラーな山羊乳のチーズなんですが、茶色くて甘いらしいんです。
スライスしてパンやクラッカーに載せて食べ、コーヒーやワインに合うとか。



キャラメルみたいにねっとりして、甘しょっぱいそうで、北欧の食卓には欠かせない食材なんですって。甘さは乳糖本来のものみたい。
美味しそう…(゚д゚)。

山羊のチーズというと、匂いがキツイイメージがあって手を出したことはないのですが、ちょっと味見してみたいです。
市内のチーズ専門店で売ってるかな。




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今年の恵方は北北西

ついこの前、お正月が終わったと思ったら、もう来週は2月ですね。
寒いながらも少しづつ日が長くなってきて、春が近づいてきてるんだなぁと感じます。

節分は、読んで字のごとく季節を分ける日のことで、年に四回あるのだそうですが、一般的に「節分」と言えば、立春の前日の節分を指します。
今年の節分は2月3日になりますが、みなさんは豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりしますか?

昔は、節分の翌日の朝、外を歩くと雪道のあちこちにピーナッツや落花生が落ちていましたが、今はあまり見かけませんね。
食べ物を外に投げることに抵抗があるのかも。

豆まきに落花生を使うのは、北海道や一部地域のみの習慣だそうですが、外に投げても、殻から出せばきれいなので、合理的です(笑)

関西の縁起物だった恵方巻きも、スーパーやコンビニが大々的に全国キャンペーンを行ったせいか、だいぶ一般的になりましたが、ちょっとお値段が張ります…。

高い恵方巻きは具も高級みたいだから、食べてみたい気はしますが、自分で作れば費用は十分の一くらいで出来ると思うのです。具を煮たり巻いたりが面倒だけど。

私はもっと庶民的な、かっぱ巻やかんぴょう巻きが好きです。細いロールケーキも可(笑)
豆菓子は、北見のハッカ樹氷が好き。


  


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帽子のススメ

北海道は連日冷え込んで、昨日は占冠村でマイナス31.4度を記録したそうです。
ブルブル(((( ;゚д゚))))

怖いですねぇ。ちなみに占冠村と言われても本州の方には何処のことやら見当が付かないと思いますが、スキー場で有名なトマム辺りです。
……何も無いのが魅力的なトマム……。

札幌も今日は冷え込み、日中の外気温はマイナス6度くらいでした。
ただ外を歩いているだけで、鼻水出てきます。

私はロングのダウンコートにマフラー、手袋、ニット帽着用で外出していましたが、若い方の中には手袋もしていない人がいて、おばちゃんビックリですよ。
転んだ時、手が冷たいよー、と心配にもなります。

それとオススメしたいのは帽子です。
本当に寒いと頭も冷えて頭痛がしてきますし、耳も痛くなります。
耳の隠れるニット帽を一度かぶってしまうと、もう手放せません。
多少の雪もしのげるし、お子様だけではなく、大人も帽子をかぶるといいと思うんです。ロシアの人なんかみんなかぶってるし(思い込み?)

帽子くらいなら、半日あれば毛糸で編めちゃいますよ。こんなのとか↓

ニット帽


これは、言うのもおこがましいのですが「風の谷のナウシカ」の飛行帽をイメージして、不肖わたくしが作りました。勢いで編んだので、今となってはどう編んだのか思い出せません…。

「手編みなんてダッサ~」とおっしゃる方は、まぁ素敵なデザインのものをお買い求め下さい。耳あて付いてるのがいいですよ。




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文豪大活躍の「帝都物語」

最近、また大地震の予言がチラホラしだして、ちょっと不安。地震兵器なんて信じていないのですが、ふと思いだした映画があります。
この映画というか原作がきっかけで、日本に風水ブームが起こったと言われる「帝都物語」です。

言わずと知れた荒俣宏さんの出世作ですね。
映画化された「帝都物語」は明治の終わりから大正の関東大震災あたりまでを舞台にした物語で、今見ると色々粗も目立つし、物語の展開が唐突で???と思う部分もあるのですが、ビデオではないフィルムの空気感が時代背景にマッチしてきれいです。


さて、この作品には明治の文豪が登場人物として現れ、それが時代のリアル感を醸し出しています。こういう設定も、当時は新しかったですね。

その文豪の中でも、かなり重要な役を引き受けているのが、幸田露伴です。

幸田露伴
幸田露伴:高橋幸治さん


実際に写真で見る幸田露伴は、坊主刈りでツルッとしたお顔ですが、この露伴は長髪で、怪人加藤と闘うなかなかの武闘派です。
どうして露伴が選ばれたのかなぁと思っていたのですが、この方は中國の怪異譚を翻訳したり、かなり道教の研究などしておられたようなので、荒俣先生はそこに目を付けたのでしょう。

そして、相方として控えるのが森医師こと森鴎外です。
何だかホームズとワトソンみたい。

森鴎外
森鴎外:中村嘉葎雄さん


森鴎外というと、軍服着てビシッとポーズを決めているおでこの広い人というイメージなのですが、こちらは渋いですね。



そして物理学者でありながら文才にも恵まれた寺田寅彦。あの夏目漱石とも親しかったそうですよ。

寺田寅彦
寺田寅彦:寺泉憲さん


明らかに役者さんの方がイケメンなんですが、彼も作品の中では大活躍します。
個人的にはいとうせいこうさんの飼い犬に、食事を分けてあげているシーンが好きです。


そして、最初と最後に印象的に現れるタロット占い師の泉鏡花。美味いところをさらって行きます。

泉鏡花
泉鏡花:坂東玉三郎さん


「玉さま」と呼ばれて婦女子がキャーキャー言ってた頃ですね。
泉鏡花もちょっと品の良い感じなので、いいキャスティングかも。


この映画を久しぶりに見たら、日本の結界とかが気になってきました。
日本の都市の様相もかなり変わったことですし、本物の風水師さんに、調べていただきたいものです。

このままずっと、将門公は眠っておられるのでしょうか?と。



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芥川賞を取らなかった名作たち

先日、2011年度下半期の芥川龍之介賞が発表されましたね。

この賞、もともとは純文学の新人作家による中短編から選考されるという性格のものでしたが、今はとても新人とは言えない中堅作家のものも含め、幅広く選ばれているようです。
作家の年齢も10代から60代まで網羅していますので、芥川賞は若い作家のものということはありません。

私は一時、50代で芥川賞を取った米谷ふみ子さんの作品を良く読みました。
作風というよりは、アメリカで絵を学ぼうと留学した女性がユダヤ系の脚本家と結婚し、二人の息子さんに恵まれるも下の子が自閉症児で、日常的に起こる様々なトラブルに打ちのめされながらも逞しく生き抜く、という内容に興味を持ったからです。

賞を取った作品は「過ぎ越しの祭」というタイトルで、作者の私小説と言っていいかと思います。
過越しの祭 (岩波現代文庫―文芸)

ちなみに、米谷さんのユダヤ系アメリカ人の夫は、ジョシュ・グリーンフェルドさんという方で、往年の名画「ハリーとトント」の脚本を手がけた方です。
ハリーとトント [DVD]

芥川賞を取ったあとも、彼女は精力的に本を出されましたが、この賞を取れば作家として将来安泰かというとそうではありませんし、また取らなかったから作家として劣っているということもありません。

「芥川賞を取らなかった名作たち」という本がありますが、巻末に第一回から第139回(平成20年上半期)までの、芥川賞候補作の一覧が載っていて、これがなかなか面白いんですよ。
既に有名人気作家なのに、候補にしか上がらなかった方や、受賞しているのに、これはどなた?という、あまりメジャーとは言えなくなってしまった方も。

昭和50年代後半、何度も候補に上がりながらも受賞に至らないまま自死された、函館出身の佐藤泰志さんの名前もあります。
彼の作品は、一昨年有志により「海炭市叙景」として映画化されました。
それをきっかけに、氏の絶版になっていた作品が次々と刊行されています。
ご家族も嬉しいことでしょう。
海炭市叙景 (小学館文庫)

純文学は売れないと言われますが、それでも百年連綿と読み継がれるのは、純文学ではないかと思います。見返りの少なさに絶望し、筆を折る方も多いと思いますが、良い作品はどこかで誰かが支持してくれるのではないでしょうか。
経済的な見返りについては、何とも言えませんが……。







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